矢部澄翔書展2009
『矢部澄翔書展2009』
時:2008.12.29〜2009.1.7
処:ABBYCUORE(千葉県我孫子市)
主催:ABBYCUORE専門店街
後援:埼玉新聞社
日本教育書道藝術院
日本デザイン書道作家協会
筆を執って25年、書家としての活動を始めて5年目を迎えました。
今まで度々開催してきた個展は、ギャラリーやダイニングバー等、空間の雰囲気にあわせた“ART書”中心の書展でした。
今回の会場は、約80坪ほどのとても広〜いホール。
せっかくなので、書家として活動をはじめてから制作してきた過去5年間の作品の集大成をこの機に一同に発表しようと計画しました。

今回のテーマは、
茶掛け・掛け軸・書道展で入賞した『古典作品』、臨書作品などの古典書道の作品から自由に創作した『ART書』、そして、今まで手がけてきた『ロゴや題字』がどこまで融合できるか。
「書道」と一言でいっても様々な表現方法、ジャンルがあります。
「伝統書道×ART書道×商業書道」
それぞれの良さや面白さを伝えたく、幅広い表現に挑戦しました。

▲古典書
全国公募展で上位入賞した作品から、独立して初めて書いた大賞受賞の大作「前赤壁賦」など。茶掛けや写経なども展示。

▲11m以上の巻子、「長恨歌」

▲ART書
メインの祥鳳、書き下ろし作品とともにフランスでの書展で発表した作品を改めて額装。

▲ロゴ
手がけたポスターからロゴの原画、そして商品化された醤油、蜂蜜、日本酒、豆腐、お茶、和菓子など・・・ここの一画だけ物産展!?と化したコーナーでした^^

▲屏風「翰墨遊戯」・・・筆と墨の遊び
指物師の吉澤氏制作の漆が美しく映えているリバーシブル屏風。

▲「守・破・離」 90×98cm・3連幅
今回のために書き下ろした大作です。
一週間何十リットルという大量の墨を磨り続け、何十枚と書き込んだうちの一組。

▲今回の個展のアンケートで一番人気を集めたのがコチラ、積水ハウスシャーメゾン様のために制作した2009年度卓上カレンダーでした☆左のオレンジ額が印刷物、右の緑の額が原画。
個展最終日。
会場で、シークレットライブを決行しました。
夕方予定していた埼玉新聞主催のイベントで共演することになっていたヴァイオリニストの織田氏の生演奏により、個展会場は一瞬にしてコンサート会場に。様々な想いをかみしめながら・・・。

10日間にわたる今回の個展は秋に突然お話をいただいた企画展でしたが、作品数が全然足りませんでした。しかし、いいチャンスにめぐりあえたことに感謝し、思い切ってやってみることにしました。
入り口に飾った大書、孔明の言葉「力を尽くす(=盡力)」というのが自らの課題でした。準備期間が2ヶ月を切っていて、全身全霊で創作する日々が続きました。
個展が無事成功に終えることができたのも、アビイクオーレのIさん、オフィスLのI社長、東京事務所のM氏他、埼玉新聞社様や学院、JDCA様からご後援もいただき、たくさんの方のご協力があって実現することができました。また、個展に素晴らしい花を添えてくださった華道家平間氏にも心より御礼申し上げます。皆様におかれましては、私のこだわり・我侭を聞いてご協力をしてくださったこと、心より感謝申し上げます。
まだまだ若輩者で稚拙作品ばかりですが、ブログを見て駆けつけてくださったファンの方々、お祝いをお送りくださった方などの励ましがとても嬉しく思いました。
一人ではここまで出来ませんでした、皆様には心から感謝しています。
激励の言葉もたくさんいただきました。
ただただ感激感激です、本当に、本当に有り難うございました!
心より御礼を申し上げます。
2009年1月吉日 澄翔拝
投稿者 女流書道家 矢部 澄翔
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