墨翔展2008

2008年4月29日〜5月5日まで、川越市立美術館市民ギャラリーにて
第5回眞墨書道教室作品展「墨翔展」を開催いたしました。
眞墨書道教室代表として、創作及び臨書作品を大小含めて約30点ほど
展示いたしました。
その中でも今回の墨翔展のために書きおろした代表作品が、こちらの
顔真卿の書といわれる「裴将軍詩」の臨書。
楷・行・草書が混在する破体書の傑作といわれています。
軸のデザインは表具屋さんにお願いし、
全紙5連幅がひとつの作品として見えるようにオリジナルでデザインしていただきました。
作品サイズ : W70p × H135p × 5
臨書 : 「裴将軍詩」 顔真卿

こちらは、唐の玄宗皇帝と世界三大美女の一人、楊貴妃の恋愛を歌った
白居易の代表作「長恨歌」を青墨で創作、巻子に仕立てました。

創作 : 白居易 「長恨歌」
作品サイズ : H35p × W約12m
こちらは、三国志で有名な諸葛孔明が8歳の息子に書いたという言葉、
「誡子書」より、
「寧静致遠」
ねいせいちえん。
自己への戒めです。
作品サイズ:
W30p× H68p
心が淡泊でないと、志を成すことはできない。という意味です。
外部の先入観に振り回されて心が落ち着かないと、大きな目標に達することはできない・・・
私利私欲におぼれないで淡々とした心を維持すること(淡泊明志)ってなかなかできないことですが、
心に先入観を持たず心安らかにして遠くに思いを馳せたいものです。
こちらは、百人一首。
作品サイズ : W53p × H235p
数年前、全国公募東京書作展に出品した作品です。
会期中はゴールデンウィークということもあり、たくさんの方々がご来場くださいました。
また、当日の作品展の様子は2008年4月30日、川越ケーブルテレビの「とれたてぽてと」でもご紹介いただきました。
稚拙ではありましたが、皆様におかれましては真剣にご覧いただき、
改めてここに心より感謝申し上げます。
2008.05.20 澄翔拝
投稿者 女流書道家 矢部 澄翔