女子校時代 〜お習字から書道へ〜 

高校は、埼玉県内でもクラブ活動が盛んで有名な
川越市内の女子校に入学しました。
この頃になると他の事に興味を持つようになり、
お習字に対する熱も冷めつつありました。
一緒にお稽古に通っていた友達は全員辞めてしまったにもかかわらず、
“お習字教室まで徒歩1分”
という通いやすさが功を奏し(?)、ただなんとなく習い続けていました。

入学して間もなく、部活(全入制)を選ぶことになりました。
書道部もありましたが吹奏楽(マーチングバンド)をやりたかった
ため、芸術の授業で「書道」を選択することにしましたが、
業を受けた時は衝撃的でした。

初めて見た「法帖(ほうじょう)」。
初めて聞いた「書道の歴史」、「書家の名前」etc。
お習字=お手本を横において文字を正しく、美しく書く練習」であり、
「書道=筆で文字を書いて表現する芸術」だということ・・・。

「お習字」ではない、「書道」の世界をはじめて垣間見ました。
お習字を始めてから8年の歳月が経っていました。

辞めずに続けてきてよかった〜!と思ったのは高校3年生の時。
とうとう、師から「雅号」をいただくことになりました!!

それが、「澄翔(ちょうしょう)」です。
  澄んだ心でとどまることなく飛翔していきたい。
  純粋な気持ちで書に向き合いたい。

そんな気持ちから、「澄翔」としました。
この時、“お習字の先生になる”ためには、
「書道師範の資格」がないと出来ないことを知り、
“書道師範を目指そう”という目標ができたのでした。

一方では、進路を決めなければならない時期が迫っていたのですが、
やりたいことがなかなか見つかりませんでした。
“お習字の先生になる”という夢は、自分が結婚して子どもが大きくなってから、
趣味でやれればいいや〜と思っていたんです。

そんな私に、父はこんなことを言いました。
「手に職をつけなさい。
 これからは手に職をつないと生き残れない時代だ」・・・と。

「手に職って言われても・・・。」
私は深く考えませんでした。
「しょうがない、やりたいことは大学生活4年間で見つけよう。」

その時は、書道を仕事にするとは夢にも思いませんでした・・・。


 ■7歳、お習字との出会い 〜小学生の夢〜 
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 ■OL・転職生活 〜理想と現実の狭間で〜 
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投稿者  女流書道家 矢部 澄翔