ニューヨークでART-Aliv!! 歌麿・浮世絵×書道×川越祭り

川越スタイル倶楽部
経済産業省 地域資源活用新事業展開支援事業費補助金事業として、地元(埼玉県川越市)の若手経営者やクリエイターらで結成した「川越style倶楽部」のメンバーとしてニューヨークで書道パフォーマンス公演をして参りました。

歴史とイノベーションを共存させ、独自の文化を発信する街・「川越」。
その中でも独自の試みとコラボレーションで伝統を革新させるのが私たち
「川越Style倶楽部」の流儀です。
今回は、「チャレンジ 伝統×革新」をコンセプトに「小江戸川越」を表現しました。

NYリーフ
▲クリックすると拡大されます。

在ニューヨーク日本国総領事公邸「小江戸川越と歌麿の世界
   inニューヨーク」

日時:2007年10月30日(火)※現地時間
場所:在ニューヨーク日本国総領事公邸
主催:川越style倶楽部
共催:在ニューヨーク日本国総領事館
後援:埼玉県/川越市/(独)国際観光振興機構/(社)埼玉県物産振興協会/(社)小江戸川越観光協会/小江戸川越観光推進協議会/川越まつり協賛会/川越商工会議所
協力:東京国際大学 「文部科学省 現代GP 小江戸川越国際都市化プロジェクト関連事業」

top_img3.jpg歌麿ロゴ: 筆&デザイン 
(C)CHOSHO YABE

浮世絵の美人画で世界的に著名な喜多川歌麿は川越で生まれたという説があります。

歌麿の芸術が花開いた江戸時代を切り口に「川越」の文化を紹介して参りました。
この歌麿ロゴは、NYプロジェクトのロゴマークに採用され、お米、こんにゃく、醤油、和菓子等のパッケージに使用されました。

NYパフォーマンス会場川越STYLE倶楽部WEBサイト>>>
http://www.kawagoe-style.com/

NYプロジェクトWEBサイト>>>
http://www.kawagoe-style.jp/

■ 『Opening ART‐Alive 歌麿・浮世絵×書道×川越祭り』


王蔵流囃子連中


今回は、お囃子とのコラボレーションに挑戦。
お囃子は、今年3月、スウェーデン国王・王妃両陛下、天皇・皇后両陛下が幸行啓になられた際お披露目をした埼玉県指定無形民族文化財の「王蔵流中台囃子連中」。

澄翔パフォーマンス 在ニューヨーク日本大使館公邸

私、矢部澄翔は、歌麿・浮世絵の世界を舞い踊るように「川越」と揮毫しました。

澄翔「川越」揮毫続いて、
日本舞踊「四季の川越」、
川越の小江戸鏡山酒造による鏡開き、
ゲストに料理記者岸朝子氏を迎えてのトークショー、
呉服商・笠間美寛による川越の着物文化「川越唐桟」の紹介、
和菓子屋「ふじ乃」川上勝弘による創作和菓子実演、
「黒豚劇場」明石剛による川越style倶楽部流-江戸料理のおもてなし、
王蔵流中台囃子連中による川越祭りの風景実演、

などなど内容の濃い3時間でした。

NY004.jpg
新河岸川(地元川越を流れる川です)からハドソン川へ、
世界の中心で川越を発信しようじゃないか!
みんなで掲げたその夢が叶い、NYにやってまいりました。

在ニューヨーク日本国総領事公邸を民間が使用するのはなんと今回が日本初!!

メンバー一同、この日のために毎日夜遅くまで準備をしてきました。
ご来場いただいた外国人の方にも、はじめは戸惑いながらも帰るときには笑顔で声をかけていただき、とてもうれしかったです。

メンバーはみんな、自分の仕事に誇りとプライドを持っている。
そして、「川越」が大好き!
そして、自分の仕事が好きで好きでたまらない人たちの集まりなんですよねぇ。
そんな仲間と一緒に作り上げることができて、本当に×2幸せです(*^w^*)


在ニューヨーク総領事S大使、M大使をはじめ、
ご協力いただいた関係者・メンバーの皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。


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このイベントの様子は、埼玉新聞他メディアで紹介されました。

日経新聞2007.09.11
▲2007.9.11 日本経済新聞

2007.10.31 埼玉新聞
▲2007.10.31 埼玉新聞

2007.11.01 埼玉新聞
▲2007.11.01 埼玉新聞

【ニューヨーク30日】県西部の若手経営者らでつくる「川越style倶楽部」(日疋好春代表)が、米国時間の三十日夕、在ニューヨーク日本国総領事館公邸で「小江戸川越と歌麿の世界inニューヨーク」を開催した。会場となった「日本国総領事館」は築百年以上の歴史的建物。民間に貸し出す初めてのケースで、外務省も地域振興に一役買おうという狙いもあるようだ。  用意されたパフォーマンスの中で、米国人の関心を最も強く引いたのが書道。川越の女流書道家矢部澄翔さんが妖艶な雰囲気をまとって舞台に登場、特別注文の大型の紙に向かった。会場に緊張感が流れる中、筆が華麗に紙の上を滑り、「川越」という作品を完成。当初は戸惑っていた米国人のゲストも、豪快さと繊細さを併せ持った作品が完成すると大きな拍手を送った。  来場者の一人でジャーナリストのハリス・サラットさんは、「素晴らしい、驚いた。すごく楽しかった。特に、書が大きくダイナミックで見たことがない」と興奮していた。 【一部抜粋】

週間ニューヨーク生活
▲2007.11.03 週間NY生活 SYUKAN NEW YORK SEIKATU

>>> 2007.11.12 KYODO NEWS

>>> 2007.11.15 The Japan Times

>>> 11月16日号 よみTIME

埼玉新聞20071226
▲2007.11.26 埼玉新聞記事特集(画像をクリックすると拡大します)

埼玉新聞20071228
▲2007.11.28 埼玉新聞 連載記事3/5(画像をクリックすると拡大します)

埼玉新聞20071229
▲2007.11.29 埼玉新聞 連載記事4/5(画像をクリックすると拡大します)

投稿者  女流書道家 矢部 澄翔