審査会に参加しました。

師範を取得してから8年が過ぎました。
今年、所属団体の競書審査会員に昇格し、先日はじめて人様の作品を審査させていただきました。

今までは審査をされる側でしたが、審査員として審査をしてみてわかったことが多々ありました。
今回は中学生の半紙作品の審査担当でした。

数百枚の作品に順番をつけ、優秀作品を選ぶのは予想以上に大変でした。
作業が大変なのではなく、甲乙つけがたかったのです。

驚いたのは、段位取得者の字がとにかく上手いということです。
本当に中学生が書いたの?
と思うほどの書がいくつもありました。

初心者の子でも、一生懸命に書いてありみんなに評価してあげたい!!
と思ってしまいました。
ただ、そうはいかないので成績をつけ批評をしなければならないことが、一番大変だと感じました。

同じお手本でも、子供達なりにお手本を受け止め自分なりに伸び伸びと書いた作品というのは、目に飛び込んできますね。

子供達の元気いっぱいの書をみて、エネルギーをいただきました^^

あるベテラン先生から教えていただいたこと。

「遊んでばかりで練習しなかったり、問題児だったり、どんなに下手でどうしようもない子供でも、コツコツと続けていけば、いつか必ず上達するもの。続けるということが一番大切だということに気がついた。」

とおっしゃっていました。
確かに、器用な子や才能がある子は、少し教えればグーンと上達します。

でも中には、なかなか上達しない不器用な子もいるわけで、それでも地道に続けていけば少しずつ成果は現れているかもしれないですね。

「続けること。」

簡単そうで難しい。
通うのが楽しい!と思ってもらえるような魅力のある教室、先生でありたいと改めて感じました。

投稿者  女流書道家 矢部 澄翔