2007年度 川越市硬筆展覧会
川越市硬筆展が6月16日(土)〜17日(日)に川越市立古谷小にて開催されました。
埼玉県では、毎年春に埼玉県内の小・中・高校の全校生徒必須の共通課題による硬筆展が開催されます。
川越市硬筆展は、市内にある各学校の代表選手に選ばれた生徒作品が出品される展覧会ですが、当教室からは4名が学校代表選手に選ばれ、川越市硬筆展にて入賞しました。
▲上から
特 選 武蔵野小学校 2年生 神山 夢来ちゃん
優良賞 武蔵野小学校 2年生 佐々木綾香ちゃん
優良賞 川越第一小学校 2年生 小島 俊介くん
優良賞 高階西中学校 1年生 工藤 萌菜ちゃん
おめでとう!!
見学に行ってまいりましたが、とにかくどれもびっくりするくらい上手ッ!!
子供らしい元気のよい字、力強い字、優しい字、文字から個性が伝わってきました。各学校の代表選手というだけあり、大人顔負けのしっかりとした字の作品ばかりでした。
とにかくすごい!
感心してしまいます。
みんな、学校の代表選手に選ばれてからは、毎日のように課題の宿題が出て何十枚も練習してきたようです。
当教室から代表選手になった生徒は3人がまだ低学年ですが、それなりにプライドをもってお稽古内でも練習をしてきました。
子供たちにとっては小さなオリンピックのようなものなのでしょうね。
頑張って練習してきた成果が結果としてあらわれたのだと思います。
会場で子供たちの作品を目にしたときに、私は自分のこと以上にうれしくて、ジーンとしてしまいました。。。
みんな、成長したなぁ・・・と。
生徒の数だけドラマがあった。
昨年、金賞を取れずに帰り道にこっそり泣いていた、だから力を伸ばして欲しいと預かった子がいます。
その悔しさがバネとなり、見事リベンジを果たしました。
強くなったね。
これからもっと伸びていくと思います。
今の気持ちを忘れないでね。
一方で、今回学校の代表選手に惜しくも選ばれずに涙をのんだ子がいます。
毎年選手に選ばれていた自信が打ち砕かれてしまいました。
強がってはいましたが、見ていて本当に悔しかったのだと思います。
思うように書けないもどかしさがプレッシャーとなり、字を書くのがイヤになってしまったと・・・。
お稽古でも集中力が全くでなくて何も手につかない様子。
私は、その子には壁を乗り越えて欲しいと思う。
そこで投げ出すのは簡単だけれども、腐らずにまた向き合ってほしい。
そして来年リベンジをすればいいと思う。
そういう経験をした子はきっと上達する、そして気持ちも強くなるはず。
自分に負けるな!
一方で、習字をやめたいと言ったけれども気をとりなおし続けて代表選手に選ばれた。継続は力なり、ですよ。
それでもきっと満足はしていないと思う。
志が高いのはよいこと。
今必要なのは、自分に自信をもつことです!
昨年教室を辞めた子の作品を発見しました。
代表選手に選ばれていてホッとした反面、くやしかった。
普通に上手だった・・・けれど・・・。
もっともっといい字を書ける子なのに。
どことなく心あらずの文字。
力を伸ばしてあげられなかったこと、悔いが残る・・・。

スポーツ等勝負の世界と違って、勝敗のない書道(硬筆)に甲乙つけるのは審査員からしてもとても難しいと思う。字はその人そのものであって字が得意でなくてもいい字を書く子はたくさんいる。結果的に甲乙つけることになりますが、上手な字を書けるように目指して練習し、その成果を発表する場をもうけていただけるのはすばらしいことだと思うし、いい機会だと思う。
学校内で代表選手に選ばれたとしても市展や県展まで進んでいくと、こんなにも上には上がいるのかと、幼な心にも思うこともあるでしょう。
少しでも日頃の成果が自分の満足のいく形で残せたなら、
私は花丸をあげたいと思う。
冬には書初め展があります。
また一からみんなで練習にはげみましょう。
それぞれよく頑張りました。
そして、これからです!
投稿者 女流書道家 矢部 澄翔