はじめまして。
眞墨(ますみ)書道教室主宰の矢部澄翔(やべ ちょうしょう)です。

眞墨書道教室は、埼玉県川越市にある本格派の書道教室です。
現在、約200名の門下生とともに、切磋琢磨しながら楽しくお稽古をしております。

これから書道を始めたいと思っている方々や、生徒さんや親御様に、お稽古の様子や活動などをお伝えできればと思い、
眞墨書道教室の公式サイトを運営しております。
ゆっくりとご覧いただければ幸いです。

書道との出会い

私は、小江戸と呼ばれる埼玉県川越市で生まれ育ちました。
幼いころ、友人が様々な習い事をしていたことに影響を受けて、たまたま自宅から一番近い習い事のお教室へ・・・
という御縁で通い始めたのが “お習字教室” でした。

何のとりえもなかった私ですが、習字の先生は毎回褒めてくださり、いつしか書道が楽しくて仕方なくなっていました。
そして、一緒に通っていた少し年上のお姉さんが書く美しい字を見る度に、
「お姉さんのように上手な字を書けるようになりたいなぁ」と憧れ、「いつかお習字教室を開きたい」と夢みるようになっていたのです。
しかし、私より早くから習い始めていた同級生にもなかなか追いつけず、結果が出るまでには時間が必要でした。

そんな私が初めて“金賞”をとることが出来たのは高学年になってから。
遅咲きの私でしたがコツコツ続けた結果、高校卒業後すぐに師範試験に合格し、少しだけ自分に自信を持てる様になりました。

社会人になって様々な職業を経験してきた私は、
「一日のほとんどの時間を仕事をして過ごさなければならないのだから、大好きなことを仕事にしたい」
と次第に思う様になりました。

私は、書家の家系に生まれたわけでもなく、学生時代書道部だったわけでも大学で書道学科を卒業したわけでもなく、趣味で続けてきただけでした。
書道を仕事にしたいと思ってはいたものの、そこまでの実力と自信がありませんでした。

そこで、書道を基本から学び直すべく書道の専門学校に入学しました。
卒業と同時に2度目の師範の資格を取得した2004年、ご縁あって念願の書道教室を自宅で開塾することになりました。
生徒さんと触れ合ううちに、たくさんの人に書の楽しさを伝えたいと思うようになりました。
その後書家として独立ようと決心し2006年に勤めていた会社を退職し、本格的に書活動を始め今に至ります。
私にとって「書家」というお仕事は、最高の天職となったのです。

眞墨書道教室の名前に込めた想い

眞墨書道教室の「眞」には、「真実の、純粋な」という意味があります。
書と真剣に向き合うということは、自己と向きあうということ。

純粋に書に取り組むことで自分自身を見つめ直し、充実した毎日を送れるようになれば、より豊かな人生につながると思っています。
何か一つのことに一生懸命に取り組むことで、見えてくるものがあるのではないでしょうか。

美しい字が書けるようになりたい。

これは、誰もが一番最初にかかげる目標だと思います。
しかし、字は練習をすれば誰でも必ず上達していきます。

当教室では、「美しい字を習得する=習字」の先にあるもの「道」を探るべく、皆で切磋琢磨しています。
字の上達はもちろんのこと、書道という日本の伝統芸術を通して豊かな心を育んでいければと思っています。

また、キッズクラスでは、
挨拶をはじめとする礼儀や協調性、
創作稽古で培われる創造性や集中力、
作品発表会を通じて得られる自己の成長や達成感・・・など、
書道を通じて様々なことを体験し自分に「自信」をつけることで、
人生を乗り切る力「自己肯定感」 を身につけていただくことを目標に指導しております。

書の楽しさを、伝えたい。

硯で墨を磨り、筆に墨を含ませ、
真っ白い半紙にそっと筆を滑らせ
文字を書いていく・・・心地よいJAZZが流れ、墨の香りが漂う空間で書と向きあうひとときは、
慌しい毎日から解放され『無』になれる贅沢な瞬間です。
今では教える立場に立たせてもらっていますが、教室を運営していると、生徒さんから教えられることがたくさんあります。私が書家として活動する原点であり、私のたくさんの夢がつまっているのが眞墨書道教室です。このホームページがきっかけで出逢えたあなたに、書道の素晴らしさを伝えられたらと思っています。
そして、一歩を踏み出したあなたが、眞墨書道教室を通してたくさんの仲間に出会い、共に成長していけたら、、、
とても嬉しいです。