ピアノ四重奏×パフォーマンス書道 コラボLIVE!!
2008年4月3日文京シビックホール小ホール(文京区春日 )にてポップスオーケストラ「SoundTrackers」 の第2回公演 『Start×Try = SoundTrackers』にゲスト出演ました。
今回は『書道×ビアノ四重奏』のコラボライブです。
実は私、澄翔は高校時代、ウインドオーケストラ(吹奏楽部)にてクラリネットを担当していたことがあります。同時に、マーチングバンドで全国大会を目指していたこともありクラシックは大好き!
SoundTrackersの皆様とは、恵比寿ガーデンプレイスでの13周年記念イベントではじめて共演してから今回で4回目です。
「クラシック×書道」という組み合わせは、「西洋×和」と考えると意外な感じがするかもしれませんが、「クラシック=古典」「書道=古典」というキーワードで繋がり、非常に美しい協奏曲を奏でられます^^
SoundTrackers企画チーフ・紗果さんは、こういいます。
“音楽というものは、聴こえて来る音を耳で感じ取る、とても繊細なものです。形がないので見ることも、触れることも出来ません。しかし、私達はその形のないものに情熱と愛情を注ぎ、自らが奏でる一音に心を込めて演奏しています。(中略)矢部氏の描く、力強く心のある書を通して、私達の音楽が目で見えるものとなり、書を描く筆の運びが音楽を奏でていきます。”
私は、書道は自信の内に秘める感情や想いを“文字”というカタチを借りて表現できるものだと思っています。
指先から奏でられる楽器の音、
筆先から奏でられる紙と筆のこすれる音、息づかい。
母親の愛情に“いつもありがとう”の気持ちを込めて作曲された、「夕焼けのワルツ」は、フルート、バイオリン、サックス、ピアノの四重奏にあわせ、「Try」を揮毫。
そして、“やさしいことをすると花が咲く” という言葉に思いを込めたオリジナル曲「bloom」は、フルート、バイオリン×2、ピアノ、パーカッションの豪華“五重奏”にあわせて「色」を使ったパフォーマンスを・・・。
漢字を一切使わない、アルファベットのみのパフォーマンスにTRY。
bloomのやさしい音色に、いつまでも包まれていたい・・・
もっとライブをしたいと思った素敵なコンサートでした。
そして今回、SoundTrackersのロゴも手がけさせていただきました。
投稿者 女流書道家 矢部 澄翔