大雁塔

大雁塔

大雁塔は、唐の3代皇帝高宗が648年に建立した大慈恩寺の境内にある高さ64mの塔です。西遊記で有名な唐の高僧玄奘(三蔵法師)がインドから持ち帰った仏像と経典を納めるために造られたとされます。
創建当時は、5層でしたが、後に則天武后が10層に。
その後戦乱で上部3層が崩壊し、現在7層だけが残っています。


大雁塔

大雁塔の南面には唐第二代皇帝太宗の「大唐三蔵聖教序」と唐第三代皇帝高宗の「大唐三蔵聖教序記」の石碑が対になってはめこまれています。大きさはいずれもタテ198cm×ヨコ85cmで、だいたい畳1枚分位でしょうか。
いずれも唐の三大家のひとり、褚遂良筆です。
が!!見ることなく終わりました。

チーン。
何しに行ったんだ、私は・・・(涙)

大雁塔・中の様子大雁塔、中に入って上ることができます。
入場料は確か15元ほど?だったでしょうか。グルグルと急な螺旋階段を登りました。
結構キツイです。そして、狭いです・・・。
各層には、東西南北の四方に窓が開いていました。


大雁塔・中の様子


大雁塔4

▲大雁塔の頂上から、南を望む。

投稿者  女流書道家 矢部 澄翔