韓国書家李氏と共演「千三百年の時を越えて」

千三百年の時を越えて
昨年NY公演に引き続き、川越style倶楽部の一員として、高麗神社宮司・高麗文康氏と共に、韓国・九里市に行って参りました。
8年後に「建郡1300年」を迎える高麗神社は、高句麗の王の末子・若王が祀られています。その高句麗の歴史を色濃く残す「九里市」を訪問し、縁の深い埼玉・日高・川越を紹介しました。

まずは九里市市内視察から始まり、映画『太王四神記』の舞台セットがある高句麗鍛冶屋村などにもお招きいたきました。また、歓迎レセプション、川越・日高の地酒試飲、晩餐会など、川越唐桟に身を包んだ我々は、終始歓迎ムードでおもてなしをしていただきました。

千三百年の時を越えて ▲韓国の書道家李尚R氏とコラボレーション公演。

千三百年の時を越えて ▲高句麗から日高に高句麗の王の末子が移住してから約1300年。1枚の巨大紙に日韓友好を願い、「絆・繋」をテーマに漢字とハングルで、2人で揮毫。1300年の時を越えて日韓の書道家の共演が叶いました。

千三百年の時を越えて ▲書の前で九里市市長らと記念撮影。

市長からは、来年日高川越を500人規模で訪問したいとお約束をいただきました。故郷川越のPRをするとともに、民間レベルでの小さな交流でも、日韓文化や経済友好の架け橋となれば嬉しく思います。


とき:2008年10月23日
ところ:韓国九里市庁舎内特設会場
共催社団法人高麗歴史文化保全会
後援:埼玉県・川越市・日高市他・(社)埼玉県物産進行協会・埼玉県酒造組合・川越商工会議所・(社)小江戸川越観光協会・日高市観光協会・小江戸川越観光推進協議会・川越まつり協賛会
協力:東京国際大学

>>>川越style倶楽部


20081104埼玉新聞
▲2008.11.04「埼玉新聞」

20080918日経新聞
▲2008.09.18「日本経済新聞」

りそな総合研究所発行「りそなーれ」
▲2008.12 りそな総合研究所「りそなーれ」

2008.12月号 「月刊書藝328号」 韓国雑誌
▲2008.12月号 「月刊書藝328号」 韓国雑誌

2009.01月号 「月刊書藝文化」 韓国雑誌<br />
▲2009.01月号 「月刊書藝文化」 韓国雑誌

日韓共同による書道パフォーマンス<1300年の時を越えて>
2008年10月23日、九里市市庁舎で交流文化が開催された。この行事は「1300年のときを越えて」というテーマで、高句麗の歴史を保存するために労力している団体、高句麗人によって開拓されたという日本の日高市、若手経営者による川越style倶楽部による共同主催で開催された。
行事の開幕を知らせるオープニングイベントは、韓国と日本の共同書道パフォーマンスで始まった。韓国側では李 尚火玄(イ・サンヒョン)氏、日本側は書家 矢部澄翔氏が共同で現代音楽に合わせてお互い息をあわせて行い、言葉を交互に揮毫した。その後、行事のタイトルを各国の文字で表現し出すパフォーマンスでオープニングを飾った。他にも、多くのジャンルの文化的交流行事が披露された。

投稿者  女流書道家 矢部 澄翔