労働組合主催セミナー講演 in伊勢

2008年6月23日、伊勢かぐらばリゾート 千の杜 (伊勢市佐八町 )で講演をして参りました。
自動車販売メーカーの某労働組合主催セミナーで、テーマは
「ものの見方を変えてみる重要性」。

書というものを通して「視点を変える」ということを切り口に90分の講演とワークショップをしました。

書のワークショップでは、グループ毎にテーマを出して色紙に書いてもらいました。そして、グループ代表者に前に出て真意や想いを発表してもらいました。

「仕事」とは・・・?
「目標」は・・・?
「理想」の人・・・etc。

仕事をする中で、様々なトラブルや壁、理不尽なことに当たることがあると思いますが、「視点を変える」だけでをれをストレスなく解決することが出来ることが多々あります。

今回の受講生は入社2年目の社員さん約100名。

私はちょうどその頃、「仕事って何だろう」と悩みに悩んでストレスを抱えていた時期でした。悩みながらも4回の転職を通して精神的にも肉体的にも相当なハードワークや大中小企業、ベンチャーから倒産した会社を経験させていただいて、乗り越えるために「視点を変えて」自身を奮い立たせていました。

ひとつの物事をプラス思考で考えるか、マイナス思考で考えるかは表裏一体でどちらを選択してもやることは同じ、でも不思議なことに自分次第で選択した考え通りに物事が進んで行ったりします。だから私は『運がいい』といつも思うようにしています。

就職氷河期を経験した私にとって日本有数のトップブランド企業で働いている社員さんは、非常に羨ましくも思いますが、最近はそういう会社でもほんの一部の人の不祥事で会社倒産に追い込まれてしまう厳しい時代。
後で自分自身が後悔しないように、自分のために、もっともっと仕事を楽しんでできるように、お話をさせていただきました。
ものの考え方、時間に対する意識から、筆跡判断による出世する字のクセまで・・・。

仕事=志事 

人に仕える、受身でやるのではなく志を持ってやりたいなと思っていますが、参加者の皆様に少しでも参考になることがあれば幸いです。

投稿者  女流書道家 矢部 澄翔